眼底検査で脳卒中のリスクが分かる






糖尿病患者は定期的な眼底検査を

皆さん、定期的に眼科で眼底検査を受けていますか?

何も自覚症状が無くても、糖尿病患者は半年~1年に1度は眼科で検査を受けた方がいいと思います。
網膜症は、かなり悪化するまで自覚症状が何も出ないことも多いからです。


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筆者は糖尿病網膜症があるので定期的に眼科で眼底検査を受けています。
この眼底検査、目の病気だけを発見できると思いがちですが、実はそれだけではないんだとか…



目の病気だけではない

目は人体の中で唯一、血管を直接肉眼で観察することができる場所です。
眼底検査で、網膜にある血管の状態がわかりますね。

眼底検査により、目の病気だけでなく脳や全身の動脈硬化の状態を知ることができるのです。
順天堂大学眼科学教室先任准教授の平塚義宗医師によると
眼の網膜は脳に近いため、網膜の血管の状態は、脳の細い血管の状態と強い関連があります」とのこと。

眼底に白い綿花のようなものが見られるのは「軟性白斑」と呼ばれ、網膜の血流が悪くなることによって、視神経線維がむくんでいる状態です。



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(画像は町田眼科医院様よりお借りしました)


眼底に軟性白斑があると、白斑がない場合より脳卒中の発生率が約7倍になるという研究報告があるそうです。
軟性白斑は、血糖値や血圧が高い人、動脈硬化が強い人などに多くみられるとのことです。

筆者は軟性白斑はありませんでしたが、以前は硬性白斑がありました。ようやく消えてくれましたが…これは血管からタンパク質や脂質がしみ出したものだと説明されました。

軟性白斑のほか、細動脈瘤(網膜の細い動脈のコブ)や斑状出血(網膜の小さな出血)があると、脳出血のリスクは4~5倍になるそうです。怖いですね…



あなたの命を守るために…






眼底は、ただ目の病気があるかどうかだけを見ているのではありません。
眼底が良くない状態になっているということは、脳の血管もやはり良くない状態になっているということです。

命を守るためにも、血糖コントロールを頑張って改善しましょう。
血糖コントロールだけでは改善できない状態になる前に、少しでも早く始めることが大事です。




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